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鮮やかさ増す十月の花と実(がんサバイバー・クラブ、2020年10月寄稿)
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今年も10月に入り本格的な秋が来ました。あの暑かった夏は、秋雨が日毎に日本列島を冷やしてくれています。北部九州でも朝夕はめっきり涼しくなり、パジャマも厚めなものに変えました。空も青く晴れることが多くなり、爽やかな秋風に季節の移りゆきが感じられます。9月には新型コロナ患者さんも、少し減って来たようですが、10月がどうなるか・・・、注意しながら、皆さん方と一緒になって予防に力を注ぎます。
さて今月も全国で10月に咲いた花たち、熟してゆく実たちを掲示いたします。福岡では秋の七草の一つであるフジバカマ(藤袴)が、薄紫色の集合した花びらを広げ、大分の久住高原ではピンク色と紫色がかったツリフネソウ(釣舟草)が、また東京の新宿御苑では秋に咲くジュウガツザクラ(十月桜)が、風にそよいでいました。一方、秋は実を付ける季節です。長崎の鷹島ではムサシアブミ(武蔵鐙)が緑色の集合果となり、その一部ではオレンジ色になっていました。来月には真っ赤に熟れることでしょう。そして宮城の鹽竈神社(しおがまじんじゃ)の境内では、タラヨウ(多羅葉)の木が丸くて赤い実をたくさん付けていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2020年10月01日
- 更新日
- 2020年10月02日 15時 56分