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日光二荒山神社
Nikko Futarasan Shrine
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日光の二荒山神社は栃木県の日光市にあって、関東平野の北部にそびえる三つの山々の神を祭る神社です。三つの山とは男体山(二荒山:2486m)、女峯山(2464m)、太郎山(2368m)をさします。元来は山岳信仰の地でした。開祖は奈良時代の勝道上人で、山岳信仰の地であることから神仏習合の霊場として栄えました。以後、関東一円の武家による盛衰を経ましたが、江戸時代の初めに、隣接して徳川家康を祀る日光東照宮が創建され、二荒山神社がその地主神として幕府から厚く保護を受け、新たに本殿や社殿などが造営されたとのことです。 このように歴史と幕府の庇護により、多くの建物が世界遺産や重要文化財に指定され、訪れる人々に歴史の重さと素晴らしさを伝えています。日光で現存する建物の中でもっとも古い「神興舎」をはじめ本殿、透塀、唐門、拝殿、浜鳥居など・・・・・・。また境内には、重要文化財に指定されている多くの末社、こんこんと流れる二荒霊泉、仲良く並んだ大きな夫婦杉、荘厳な御神木などが、山と森の静寂を引き立てていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2009年04月23日
- 更新日
- 2016年09月26日 12時 01分