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小樽のメルヘン交差点の風情
Marchen crossing scenery of Otaru in Hokkaido prefecture
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北海道の「小樽運河」は、1923年に当時、港湾事業が盛んであった小樽港で、荷揚げの便を図る為に造られた運河です。そして港湾施設の整備とともに小樽の街も、発展してきました。その代表的なのが現在、五又路と思える大きな通称メルヘン交差点・・・。小樽オルゴール堂などが立ち並び、歴史的な建造物が集まっていて、ノスタルジックな雰囲気を醸し出し、異国情緒に富んだ景観を奏でます。
小樽オルゴール堂は、1912年(明治45年)に建てられた、木骨レンガ造りの3階建てで、小樽市選定の歴史的建造物として認定されています。メルヘン交差点をはさみ、本館と2号館に分かれていますが、世界各国の色々なオルゴールが展示され、国内で最大級のオルゴール専門店です。約3,000種類15,000点あまりの世界のオルゴールを展示しているとのこと。そしてその前には、シンボルである蒸気時計が・・・、旅人の目を引きます。毎時間0分には蒸気とともに、汽笛のようなメロディが流れます。また明治時代には木造の灯台であった「常夜灯」は、現在、上部が鉄製、株が御影石製となって、メルヘン交差点に再び登場しています。 メルヘン交差点と周辺の散策は、小樽を訪れた旅人を、懐かしくて心優しい気分にさせ、想い出を創ってくれます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2013年07月25日
- 更新日
- 2016年09月21日 10時 52分