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春の青空の納沙布岬と灯台
Cape Nosappu and its lighthouse with blue sky
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北海道根室市にある納沙布(ノサップ)岬は、北海道の東に突き出た根室半島の先端です。周辺は知床半島や北方領土を望む風光明媚な地で、周辺には「望郷の岬公園」が整備されていて、モニュメント「四島のかけ橋」もあります。正面から左はオホーツク海、右は太平洋が広がり、そして眼前に広がる根室海峡の向こうには、北方領土の島影が・・・。北方領土への想いを感じさせる場所です。また最初に朝日の昇る場所として知られていて、冬は流氷が見られることでも有名。
この岬には北方領土を除くと、日本の最東端にある納沙布岬灯台が立っています。1872年(明治7年)に初点灯した北海道で最古の洋式灯台。「日本の灯台50選」にも選ばれた納沙布岬のシンボルです。平均海面から灯火までは23.2m、そばには霧信号所と無線方位信号所もあります。
今回訪れたのは5月下旬。遅い春ですが、暖かい春がこの岬にも、確かに訪れていました。そして岬のまわりでは、青空の下、黄色いタンポポの群落が、海風に揺れていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2013年09月22日
- 更新日
- 2016年09月12日 15時 09分