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西長門の「角島大橋」の朝・昼・夕
Day and evening of Tunoshima Bridge in Nishinagato
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角島大橋は山口県下関市の北西部、西長門国定公園にあって、日本海の響灘に浮かぶ離島と本州を結ぶ橋です。2000年11月に完成した橋で、多くのテレビCMやロケ地に採用され、角島観光のシンボル的な存在。長さ1,780m、28基の橋脚、航路高も18mと高さを押さえ、あくまで周囲の景観に配慮した構造です。
恵まれた自然環境を壊さないようにと、海に浮かぶ小島(鳩島)を迂回した素晴らしいルートと優しくて流れるようなデザイン。海と小島と橋が絶妙のバランスで調和した優しい景観・・・。橋の形も隆起した部分も、ともに流線型です。あくまで全体として、自然景観に寄りそうように、優しくて柔らかなものになっています。何度見ても見飽きることがありませんので、夕方まで見入りました。
一方、橋の両側にはエメラルドグリーンの海士ヶ瀬戸が広がり・・・、青い秋空の下、白い砂浜では親子づれや恋人たちが足跡を残していました。そして時おり、橋の下を船たちがゆっくりと通りすぎていきました。また海士ヶ瀬戸の途中には、潮の流れが変化して、穏やかに白波を立てるさざ波が見え、風景にアクセントをつけていました。2度目の角島大橋でしたが、今回も立ち去りがたい気持ちでした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2011年12月10日
- 更新日
- 2016年09月30日 11時 40分