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秋の能登半島「垂水の滝」,「窓岩」,「三ツ子浜」
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「垂水の滝」は能登半島の真浦海岸にあって、高さ35mの切り立った断崖の上から直接に、日本海に落ちてくる滝です。とくに冬には、霧のように飛び散る「逆さ滝」で有名。これは滝の水が、日本海から吹きつける強風のため水が舞い上がり、あたかも滝が下から上に流れているかのように見えることから付けられた別名とのことです。
能登半島有数の景勝地である曽々木海岸には 日本海の荒波をまともに受ける男性的な荒々しい海岸線が続きます。そして流紋岩からなる岩盤が、荒波によって長期間、浸食されて無数の奇岩が見られます。
そのシンボル的な存在が「窓岩」。これは板状の岩の真ん中に直径2mほどの穴が開いている奇岩です。ある時期には、窓岩を通して、夕陽が八方にきらめく様に見えるそうです。
「三ツ子浜」は能登半島国定公園にある、穏やかな砂浜です。荒々しい曽々木海岸が男性的であるのに対して、優して女性的な浜辺です。小さなボートの近くでは、ススキの白い穂が、おだやかな浜風にそっと揺れていました。心が落ちつきました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2017年04月21日
- 更新日
- 2017年04月22日 09時 56分