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紅葉期の帝釈峡「神龍湖と赤い橋群」
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国定公園の帝釈峡は、中国山地のほぼ中央に位置する南北約18kmにわたる広大な渓谷で、日本の5大名峡の1つにあげられています。石灰岩の台地が深く浸食、溶食されて形成された峡谷・・・。その深度は200〜300mもあります。中国地方で有数の景勝地で、そこには美しい渓流、鍾乳洞、多くの奇岩や巨岩が自然美を誇っています。
神龍湖はこの峡谷のほぼ中央に位置する人造湖で、切り立った岩壁、断崖に囲まれた周囲が約24kmの湖です。両岸には断崖がそびえ、奇岩や奇勝が多くある渓谷美が楽しめます。そして湖には、赤い3つの橋(桜橋、神龍橋、紅葉橋)が架かっていて、紺碧の湖面によく映えます。
今回訪れたのは秋。パキッパキッと小枝を踏む音と、カサッカサッと落葉を踏む音を聞きながら、湖を囲む散策路を歩き、赤い橋を渡ります。紅葉からの木漏れ日を浴びながら・・・。秋の済んだ青い空、青い湖面、紅葉や黄葉に包まれた道、野鳥の声も近くに聴こえ、静寂が広がりました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2016年02月17日
- 更新日
- 2016年09月30日 14時 45分