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収穫後の秋の能登半島「白米の千枚田(棚田)」
Shiroyone-Senmaida terraced rice fields in autumn Noto
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「白米の千枚田(棚田)」は、能登半島の日本海側にあり、日本の棚田100選に選ばれています。高洲山の山裾が日本海に落ち込むような急斜面を、長い年月をかけて切り開いて耕されて来た棚田・・・。わずか1.2ha余の面積に、1,004枚の田が耕作され、田一枚の平均面積は1.8坪とのこと。
日本海に向かってひろがる秋の段々畑。大小のそれぞれ形が異なる水田とあぜ道が描く造形美・・・。すぐそばの海岸に打ち寄せる白波と呼応しているように見えました。そこには厳しい自然、長い歴史と人のロマンが農業遺産として、映し出されていました。
曲線を描く、あぜに仕切られた白米の千枚田。その幾重にも重なる美しい姿は、奥能登を代表する景勝地です。農村の美しい原風景として、農業文化を継承する景色として、いつまでも残していってほしいと願いました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2010年04月10日
- 更新日
- 2016年10月02日 11時 23分