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名前が付いた兼六園の松「唐崎松、根上松、姫小松」(仮、更新用に要タイトルと要コラージュ)
Pine trees of Kenrokuen in Kanazawa
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金沢の兼六園は、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並んで日本三名園の一つとして名高い大名庭園です。国の特別名園に指定され、名前の由来は、宋代の詩人が著した洛陽名園記。この中で記されている六つの景観を兼ね備えた名園であることに由来するとのことです。
広さは約3万坪。170年もの年月を費やして築庭された江戸時代を代表する林泉回遊式庭園です。そして木々が繁った森は、池や橋の景観の借景として大切な役目を果たしています。その中で兼六園には名前がついた松の名木が多くあります。「唐崎松」、「根上松」、「姫小松」はその代表。「唐崎松」は藩主が琵琶湖畔の唐崎から種子を取りよせて、実生から育てた黒松とのこと。これらの松は歴史と風情で、訪れる人々の足を留めます。
今回を含め、兼六園には何度も足を運びましたが、これらの松は季節が変わっても、同じ場所で、思い出をはぐくみながら・・・温かく迎えてくれました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2023年08月02日
- 更新日
- 2023年06月28日 18時 15分