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冬・氷結期の阿寒湖畔(朝・昼・夜)
The Ainu community village by Lake Akan in winter
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阿寒湖は北海道東部の釧路市にあって、標高が420mのカルデラ湖です。周囲は30km、平均の水深が17.8mですが、最大の水深は45mもあります。湖の東岸側には、雄阿寒岳が勇姿を見せ、ここより約8kmには、現在も活動中の活火山である雌阿寒岳がそびえています。火山地域にあるために、湖の南岸には温泉が湧き、阿寒湖畔は温泉街としても有名・・・。全域が阿寒国立公園に含まれる道東を代表する観光地となっていて、四季折々多くに人々が訪れます。 今回ふたたび訪れたのは冬、阿寒湖は全面的に結氷し、白一色の世界に包まれていました。そしてワカサギ釣りのために赤、黄、青、緑などのテントの花が咲き、またウィンタースポーツも盛ん。阿寒湖氷上フェスティバルなどのイベントも開催され、夜空には打ち上げ花火が上がり、氷結した湖面に彩りを添えました。
温泉街には、多くのお土産屋さんが伝統文化を伝え、街角には美しい氷の作品が多く並んでいて、光を浴びてキラキラ輝いていました。また温泉街に接して、北海道最大のアイヌコタン(アイヌの集落)があり、アイヌの伝統舞踊も楽しめました。手足の指先は凍えましたが、心は暖さに満たされました。(潮信輔)
- 登録日
- 2013年10月12日
- 更新日
- 2018年03月23日 16時 58分