TOP > テーマ別おすすめ画像 > 初夏・新緑期の洞爺湖
テーマ別おすすめ画像
初夏・新緑期の洞爺湖
Lake Toya of early summer
/
洞爺湖は北海道の南西部に位置する、カルデラ内にできた湖で、日本百景に選ばれた景勝地です。洞爺カルデラは約10万年前の数回に及ぶ噴火をへて形成されたとのこと。東西約11km、南北約9kmのほぼ円形の湖で、面積は日本で9番目、カルデラ湖としては日本で3番目の大きさです。淡水の湖で、水深は最も深いところで180m、平均の水深は117m。中央に浮かぶ中島の最も高いところは、標高455mです。
約30年ぶりに再会した初夏の洞爺湖。青空の下、遊覧船で中央に浮かぶ新緑の島々(中島、観音島、弁天島、饅頭島)を巡りました。湖面に映る新緑の島影・・・。 最も大きい中島は、緑の原生林が生い茂る自然の宝庫で、数十種類の野鳥が棲んでいるとのこと。
南岸に洞爺湖温泉街がならび、その近くには有珠山と昭和新山があり、北海道有数の観光地帯となっています。とくに遊覧船から見える赤い山肌の昭和新山は、白煙を出し、生きている火山の歴史を語っていました。洞爺湖とその周りの雄大な自然の風景は、いつも訪れる人々を魅了してきました。これからも魅了し続けることでしょう。(潮 信輔)
- 登録日
- 2010年07月31日
- 更新日
- 2024年08月20日 08時 37分