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初夏の登別温泉「泉源公園、温泉街、地獄谷」の朝と夜
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登別温泉は北海道屈指の温泉街です。硫黄泉、重層泉、明礬泉など9〜11種類の泉質を誇るため、”温泉のデパート”といわれいます。湯の量は毎分約3千リットル、1日に約1万トンとのこと。裏山を背にした広大な地獄谷のほか、名所が多くあります。
そのひとつが、「泉減公園」。地獄谷から流れる温泉が、川沿いから噴き出す間欠泉を活用した公園です。3時間の間隔で迫力ある音と湯気とともに、勢いよく噴き出しています。ゴボゴボと音をたてながら、白い湯気が公園の上を流れ・・・・、温泉地に来たことを実感させてくれます。
ところで登別温泉街には、シンボルとして鬼の像が多く認められます。からくり仕掛けの「閻魔大王」、江戸時代から伝わるという「念仏鬼像」を祀った祠、その両脇には3.5mの赤鬼立像と2.2mの青鬼坐像が・・・。また小さくて愛嬌ある微笑ましい像も、あり訪れる人々の頬を緩めてくれます。
これまで3度、登別温泉を訪れました。いつも異なった姿と風情に接しました。温泉街にも、泉減公園にも、地獄谷などにも、時はたしかに流れていました。そして私自身にも、たしかな時が流れていることを実感しました。勇気も貰いました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年05月22日
- 更新日
- 2024年08月07日 10時 44分