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函館山から見た夜景と朝景、昼景の移り変わり
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函館山は牛が寝そべるような外観から、臥牛山(がぎゅうざん)とも呼ばれる標高334mの陸繋島です。数千万年前から始まった火山活動によって、海中から隆起した孤島であったとのこと。そして 約3000年前に、海中により港側と外海側から次第に砂が堆積されて砂州ができ、陸続きの陸繋島になったとのことです。
この特有な地形である函館山には、四季それぞれに、多くの観光客が訪れます。函館一の観光スポット。とくに、標高334mの山頂から見下ろす函館市街の夜景は、ナポリ、香港と並び世界三大夜景に数えられている100万ドルの夜景として有名。「宝石箱を開いた瞬間の感動」、「星が舞い降りて来た街」と形容されているそうです。
今回、懐かしい想い出とともに、約35年ぶりに訪れました。山頂までは、約3分で山頂に到着するロープウェイに乗って・・・。着いたところから、それこそ思ったとおりの夜景でした。湾曲に広がる光のシルエットと、 陸繋島のくびれた形の夜景・・・・、絶妙の感動をに浸りました。 また昼の函館山を見ておこうと、山頂にきました。眼下には、少し霧が流れて、函館市街から津軽海峡、下北半島が・・・。翌日の早朝も、車で展望台に来ました。濃い霧に包まれた函館山でしたが、車道の脇では、霧雨に濡れたヒトリシヅカやエンレイソウが、鮮やかに迎えてくれました。そうです。函館山は多くの植物や野鳥が分布・生息する、自然の宝庫でもあります。
函館山からの朝、昼、夜のそれぞれ趣深い景色を見ることができ・・・、立ち去りがたい気持ちでした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年02月16日
- 更新日
- 2016年09月30日 10時 20分