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積雪の金沢・尾山神社「神門、神殿、東神門」
Oyama-jinja Shrine in winter : gates and main shrine
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金沢にある尾山神社は、明治6年(1873)に建てられた金沢の總鎮守的な神社です。主祭神は、加賀百万石の藩祖である前田利家公。金沢城と兼六園の近くにあって、金沢文化の一翼を担っています。神門、拝殿、東神門、神苑などは、その文化を今に伝えています。
尾山神社の神 門は、明治初期の加賀藩の廃藩に際して、加賀藩士の気持ちを再結集するために明治8年(1875)に建てられています。町民などの支援もあったとのこと。 オランダ人の設計による三層のアーチ式楼門で、明治初期に建てられた数少ない和洋中の建築遺構の1つ。現在は重要文化財に指定されています。
今回訪れたのは、積雪の冬。建物も境内も白一色の世界で、時折、細雪が舞って・・・。人影も少なく静寂そのものでした。その中で、真紅のツバキが、雪を纏いながらも、暖かさの一端を覗かせていました。それを見て、ポケットに入れていた手も、温まるような気がしました。
金沢に来たときは、異色で特色あふれるこの尾山神社に足を運びます。今回の冬景色も、想い出になりました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年01月16日
- 更新日
- 2016年09月12日 14時 35分