TOP > テーマ別おすすめ画像 > 雪景色の金沢・尾山神社「金谷神社、神苑、記念像」
テーマ別おすすめ画像
雪景色の金沢・尾山神社「金谷神社、神苑、記念像」
Snow-covered landscape of Oyama-jinja Shrine in Kanazawa: Kanaya Shrine, gardens and monuments
/
金沢にある尾山神社は、明治6年(1873)に建てられた金沢の總鎮守的な神社です。主祭神は、加賀百万石の藩祖である前田利家公。金沢城と兼六園の近くにあって、金沢文化の一翼を担っています。 境内には、歴代の藩主を祀る金谷神社、池泉回遊式庭園の神苑、また「利家公」と奥方の「お松の方」の像、利家公の金鯰尾兜などがあります。
今回、再訪したのは冬。尾山神社の境内は雪に覆われた銀世界で、静寂そのものでした。金谷神社を囲むレンガ塀も鳥居も、また奉納された力石も雪を被り、小雪が舞って・・・。
池泉回遊式庭園 である神苑は、雪で入ることはできず、傍を散策しました。八橋もアーチ型石橋の図月橋の上も、白一色。しかし池は氷結していなくて、耳をすますと、かすかな音をたてながら水流が・・・。そして流れの間では、緑の水草がしっかりと春を待っているようでした。また、近くには雪に覆われながらも、一輪の赤いツバキが咲いていました。
やはり尾山神社の境内は、冬の風情が、独特の香りが漂い、金沢文化の一端を示していました。そして寒さに負けない北陸の気質を物語っていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年02月23日
- 更新日
- 2016年09月12日 14時 11分