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春の津軽・弘前城の「天守閣・石垣・濠」と桜ーその1−
Spring scenery of Hirosaki Castle in Aomori Pref.ーpart 1ー
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津軽10万石で弘前のシンボルである弘前城は、海抜約50メートルの台地に立てられた平山城です。日本七名城の1つにあげられる城で、約400年前に築城された当時の面影を、ほぼ残しています。現在、国の重要文化財に指定されている天守閣、3棟の櫓、それぞれ趣のある5つの櫓門・・・。そしていろいろな名木や植物たちが、四季に合わせて、風情を高めます。
春、弘前城は「桜の名所・さくら祭り」としてあまりにも有名。毎年、多くの人々が訪ねます。天守閣の近くにあるピンク色の「枝垂桜」、緑色の天守閣の屋根と白壁。そして、朱色の「下乗橋」。まさに春景色の競演です。また三重をなす濠には、ザクラの節くだった巨大な古木が、並木を作っていて、武骨で苔むした石垣とよく似合っています。これに朱橋である「杉の大橋」、「下乗橋」が色を添えています。
弘前城は天守閣、濠や石垣、桜の古木など、歴史や時の流れが、濃くつまっている名城です。開花した城の桜は、東北の春を代表しています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2012年06月10日
- 更新日
- 2023年10月16日 12時 03分