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晩秋の奥日光「中禅寺湖・中禅寺・男体山」
Lake Chuzenji, Mt. Nantai and Chuzenji temple in late autum
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日光には東照宮、二荒山神社、輪王寺などの歴史ある壮麗な建築群が数多くあり、「日光の世界遺産」として、多くの人々が訪れます。これに対して、日光の奥に位置する高原の「奥日光」は、多くの湖、湿原、滝や山並みが景観を示す”自然の宝庫”に富んでいます。中禅寺、中禅寺湖と華厳の滝、男体山、戦場ヶ原、湯滝や竜頭の滝など・・・。そして四季おりおり、違った姿を見せてくれますす。そのいくつかを紹介します。
「男体山」は標高2,486mの火山で、日本百名山のひとつです。成層火山らしい円錐形の大きな姿をしていて、日光連山を代表する山です。
「中禅寺湖」は、約2万年前に湖のすぐ北ある男体山の噴火によってできた堰止湖。また「華厳の滝」の源となっています。
「中禅寺」は、中禅寺湖の湖畔にある784年(奈良時代)に創建された古刹。男体山頂を極め日光を開山した勝道上人が、立木をそのまま手彫りした像が本尊であることから、立木観音と称されています。
今回訪れた晩秋の奥日光は、晴天に恵まれました。鮮やかな朱色に富んだ中禅寺と雄大な男体山は、静かに中禅寺湖を見守るようでした。
秋風は男体山の頂に浮かんだ小さな白雲を、静かに旅させ、中禅寺湖の水面にさざ波を呼び、中禅寺の紅葉と梢を、ときおり秘めやかに揺らしていました。懐かしい想い出も渡って来ました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年03月29日
- 更新日
- 2017年07月23日 12時 20分