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春の富士五湖「河口湖」と「富士御室浅間神社」
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河口湖は山梨県の富士河口湖町にある湖で、富士五湖の一つに数えられています。其の面積は、富士五湖では2番目の大きさ。最も長い湖岸の線を持ち、富士箱根伊豆国立公園内にあります。河口湖の湖畔からは、富士山の美しい姿と稜線が見られ、また桜の名所としても有名です。
浅間御室神社は河口湖の傍に建つ、歴史と由緒を誇る神社です。現在は富士山の信仰と芸術の場の一部として、世界文化遺産に登録されています。本宮と里宮に分かれていて、本宮は富士山の山中に建てられた最古の社といわれ、富士山の吉田口登山道の二合目に鎮座しています。
里宮は河口湖畔の勝山にあって、この湖と一体となって、景勝を誇っています。里宮は一間社の母屋造り、向拝の唐破風造りで、屋根は檜皮茸形の銅板茸き。桃山時代の様式をもっています。
今回、訪れたのは、春。湖畔はピンク色のサクラとミツバツツジ、薄紅色のモモとモクレンの花たちが、湖面を渡る暖かい風になびきつつ・・・、時々、花びらが舞っていました。また浅間御室神社の里宮は、参道の桜並木も拝殿の傍も、桜が満開に近く、吹き渡る春風に揺れていました。そして残雪の富士山は、雄大かつ美しい山容で人々を招き、白雲が稜線と麓をゆったりと旅して行きました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年03月11日
- 更新日
- 2016年09月12日 14時 07分