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春の福岡・能古島「ナノハナ花畑、古民家と周辺、ウサギ園、森と海岸」
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能古島(のこのしま)は福岡市にあり、博多湾にぽっかり浮かぶ周囲が約12kmの風光明媚な島です。渡船場からフェリーにて約10分でつく、福岡市民の自然あふれる憩いの島・・・。博多湾に並んで浮かぶ志賀島と同じく、永い歴史もあり、古くは国を守る「防人」が置かれ、万葉集にも歌われています。また鎌倉時代の元寇でも、知られている島です。
港では手をつなぎ合った母と子が、桟橋を渡り、近くの砂場では家族が一体となりながら、アサリの潮干狩りに夢中でした。暖かい春の海岸風景でした。
一方、四季折々の花が咲く「のこのしまアイランドパーク」には、行楽地として多くの市民が訪れます。春のアイランドパークは、博多湾に面したナノハナの花畑は、青い海の色とナノハナの黄色の絨毯が互いに、美しさを引き立てあっていました。そこでは、花畑に親子連れや恋人たちが仲よく、散策して・・・、見ているだけで、楽しくなりました。
また「のこのしまアイランドパーク」には、ウサギ園があって、ちょうど今年生まれた子ウサギたちが、親ウサギに纏わりついたり、離れた所に冒険をしたりしていました。幼児や学童期の子供たちの声も響き合い・・・、親たちも昔に帰ったように、はしゃいでいました。
なお、古い商家や民家も移設されて、明治から昭和初期の雰囲気があります。赤いポスト、野良着を着た案山子、可愛い表情をした石仏たちが、そばを通ってゆく家族や若人たちを、優しく見守っているようでした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年06月04日
- 更新日
- 2017年10月23日 18時 18分