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京都「哲学の道」の四季
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日本の道百選にも選ばれている「哲学の道」は、琵琶湖疏水の分流に沿って、銀閣寺から若王子に至る、約1.5キロの小径です。名は哲学者の西田幾多郎が,この小道を思索にふけりながら、よく散策したことに由来しているそうです。
疏水の山側は自然の森となっていて、対岸側には主にソメイヨシノの桜並木があります。すぐ近くには銀閣寺があり、京都の風情と自然の移ろいが、身近に感じられる名所となっています。春の桜と花びらの舞い、夏の深緑と蝉しぐれ、秋の紅葉と密やかな落葉、冬の雪と静寂・・・。
そして琵琶湖から京都市街への絶えることがない疏水は、明治の気概を込めて疏水を造った青年技師の願いを背負って、今日も流れ続けています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年04月25日
- 更新日
- 2016年09月12日 13時 49分