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京都・銀閣寺「錦鏡池と周辺の四季」
Four seasons of the pond called Ginkyouti in Ginnkaku-ji Temple
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銀閣寺は正式の名称を東山慈照寺といい、臨済宗で相国寺派の塔頭寺院の一つです。室町幕府の八代将軍であった足利義政が、造営した山荘を起源としているとのことです。その後、室町時代の後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園美として、国内外に有名・・・。現在は、古都京都の文化財の一部として、世界遺産に登録されています。
楼閣である銀閣(観音殿 国宝)は柿葺で、質朴さの中に高貴さを加えた宝形型の重層構造です。初層は住宅の風で「心空殿」、上層は禅宗様(唐様)の仏堂で「潮音閣」と呼ばれます。そして書院造りの基となる意匠が取り込まれていて、東山文化の代表的な建築物とみなされています。
錦鏡池(きんきょうち)は銀閣の前にある池泉回遊式の庭園で、1952年に特別史跡および特別名勝にも指定されています。その周囲には白い銀沙灘や向月台、本堂や東求堂があり、四季それぞれ共演しあって・・・、東山文化を伝えています。夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色、そして新緑の春がめぐって来ます。季節を友として一層の美を感じさせてくれます。
- 登録日
- 2014年09月26日
- 更新日
- 2017年10月23日 18時 15分