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京都・銀閣寺「洗月泉・お茶の井・石庭の四季」
Four seasons of Sengetusen and Otyanoi in Ginnkaku-ji Temple
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銀閣寺は正式の名称を東山慈照寺といい、臨済宗で相国寺派の塔頭寺院の一つです。室町幕府の八代将軍であった足利義政が、造営した山荘を起源としているとのことです。その後、室町時代の後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園美として、国内外に有名・・・。現在は、古都京都の文化財の一部として世界遺産に、登録されています。
「洗月泉」は境内の南東部にあるあって山肌から湧き出る小さな滝と小さな泉です。泉に月が映し出された時に、月影がさざなみで揺れ、その姿がまるで、月を洗っているように見えることから名付けられたとのこと・・・。
また小高い山に抱かれた「お茶の井とそばの石庭」は、長く続く黄色を帯びた竹垣に囲まれ、季節の変化で周りの森や植物たちは、姿を変えて行きます。
「洗月泉」も「お茶の井とそばの石庭」にも、季節の彩りがあります。緑陰の夏、黄葉や紅葉の秋、薄く積もった雪の冬、そして春には再び新緑が戻ってきていました。このように四季それぞれの詩情を語り、いつ来ても訪れる人々に変わらぬ優しさを与えてくれます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2016年01月31日
- 更新日
- 2016年09月12日 10時 57分