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夏の京都・清水寺「鐘楼、西門、三重塔、経堂、他」
Building cluster in Kyoto Kiyomizu-dera in summer
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清水寺は、京都市東山区清水にある寺院で、山号は音羽山です。奈良末期の778年に開山され、都が京都に移された平安遷都後に、坂上田村麻呂が仏殿を建立したと伝えられています。その後、戦乱や栄枯盛衰を経ましたが、京都の文化を伝え続けて来ました。現在の建物の多くは、1630年代に徳川三代将軍の家光の寄進によって再建されたものとのことです。そして現在、古い歴史ある壮麗な建物群、京都文に飾られた清水寺は、古都京都の貴重な文化財として、ユネスコの世界遺産に登録されています
境内は標高242メートルの清水山(音羽山)の中腹に、多くの建物が軒を接するように建ち並んでいます。参道から本堂までの代表的な建物は、仁王門、西門、三重塔、鐘楼、経堂、田村堂(開山堂)、朝倉堂など・・・。とくに中央にある本堂は、懸造りまたは舞台造りと呼ばれる「清水の舞台」が有名です。
今回訪れたのは夏。柱、天井や軒が朱色の西門、三重塔、鐘楼、経堂、田村堂(開山堂)が、深緑の森や木々をバックに浮かび上がっていました。暑い京都の夏ですが、清水寺は山の中腹にあるため、時々、吹いてくる山風が、汗ばむ額や手を一寸、涼しく感じさせてくれました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年02月06日
- 更新日
- 2018年02月06日 20時 19分