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日本三景(松島、天橋立、宮島・厳島神社)
The three famous views of Japan: Matsushima(Amanohashidate and Miyajima)
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日本三景の名前の由来は、江戸時代のはじめに、儒学者である林春斎が全国を行脚し、とくに風光明媚な景勝地として、「松島」、「天橋立」、「宮島」を挙げたことによると言われています。松島は太平洋、天橋立は日本海、宮島は瀬戸内海といずれも海に面しています。海に囲まれた日本の海岸にあって、青い海と緑の松が織りなす美が、日本人の心象に触れるのでしょう、古くから詩歌に詠まれ、絵画に描かれてきました。
「松島」は、宮城県の松島湾の内や外にある諸島、湾の周囲、松島丘陵も含めた風景を表しています。大小260あまりの島々、海の浸食による奇岩、海蝕崖の絶景も見られ、魅力豊かな場所です。4っの展望台から見ると、多くの島が箱庭のように一望に出来、美しさを実感できます。
「宮島」は広島湾に浮かび、「安芸の宮島」と呼ばれる景勝地です。その代表的なのが厳島神社・・・・。平家の信仰で有名で、平清盛によって大規模な社殿が建てられました。その舞台を含む建物の大部分は、満潮時には建物が海上に浮かんでいるように見えます。とくに海上に立つ高さ16mの赤い大鳥居はあまりにも有名。
「天橋立」は日本海の宮津湾と内海の阿蘇海を、南北に隔てる約20〜170m、全長約3.6kmの砂州にできた松原です。大小約8000本もの松が茂り、その形が、天に架かる橋のように見えることから"天橋立"と呼ばれています。笠松公園の展望台にある “股のぞき”からみた「逆さの天橋立」は、天を舞いそして空と海をつなぐ道の様に見えます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2019年09月25日
- 更新日
- 2019年09月25日 21時 41分