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冬積雪期の深耶馬渓「一目八景」
Winterof Sinyabakei ravine in Oita prefecture
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耶馬渓は、大分県にある山国川の上流と中流の領域、およびその支流域を中心とした渓谷です。広い領域を占めているために、ふつう、本耶馬渓、裏耶馬渓、深耶馬渓、奥耶馬渓などに分かれています。それぞれ奇岩や奇峰が林立し、四季にそって見せてくれる特色ある美しい景観。日本の三大奇勝や新日本三景の一つに選ばれています。
深耶馬溪は、耶馬渓でも一番の景勝地ともいうべき「一目八景」があるところです。、仙人ヶ岩、夫婦岩、烏帽子岩など、8つの峰や奇岩が一望できることから、「一目八景」の名が・・・。その名とおり、素晴らしい景色です。
年に数回しかないと言う積雪の一目八景。これまで春、夏、秋と訪れていたので、積雪期にはどのような姿をしせてくれるのか? と車を走らせました。森や渓流は積雪で覆われ、群猿山、鳶巣山の山肌も薄く雪が積もっていました。それれに囲まれて雄々しく起立した夫婦岩や烏帽子岩などの奇岩・・・。街並みの屋根や水車も雪が積もり、氷柱も垂れさがっていました。そして冬木立の枝に積もった雪は、風に舞っていました。静寂の冬景色の中、街並みも森も谷川も、雲間から時々顔を出した陽光でキラキラ光っていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2016年04月20日
- 更新日
- 2016年09月12日 10時 27分