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春・新緑期の平泉毛越寺ーその2ー「本堂・開山堂・常行堂・建物跡」
Spring scenery of Motsu-ji Temple in Hiraizumi ー part 2ー
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平泉毛越寺は天台宗の寺院で、広大な境内には、搭山を背景にした浄土庭園があります。平泉ー浄土思想を基調とする文化的景観として、国の特別史跡と特別名勝に指定されています。その中央部に位置するのが「大泉が池」。そしてこの池の周辺には、常行堂、開山堂、鐘楼などが建ち並んでいます。また平安時代の曲水宴遺構を思わす遣り水も・・・。さらに金堂、園隆寺、南大門、嘉祥寺、講堂などの臨池伽藍跡を示す礎石群があり、仏教文化と平泉文化を今に伝えています。
今回おとずれたのは新緑期の春。「大泉が池」の周りにある本堂、開山堂、常行堂、その他の建物跡の周りは、萌黄色の森や木の枝に囲まれ、すべてが新鮮にみえました。それらの間にあって、本堂の朱色の柱、軒の木組みが、ひときわ映えていました。そして講堂趾の奥に点在するツツジたちが、春の暖かさと共に心に温かさを運んでくれました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2024年03月15日
- 更新日
- 2024年03月14日 17時 06分