癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

宗像大社は福岡県宗像市にあり、昔からアジア大陸や朝鮮半島からの海上交通の安全を祈る神社として、大きな役割を果たしてきました。宗像氏は古より海人（あま）族として知られ、優れた航海技術をもっていて、日本と大陸との交易を担ってきた重要な役割・・・。そのために宗像大社は宗像三女神をまつる神社として有名。宗像大社は九州本土にある辺津宮、大島にある中津宮、沖ノ島にある沖津宮からなり、それぞれ姉妹神社となっています。 　

「みあれ祭」は宗像大社の秋季大祭で,同大社の沖津宮（沖ノ島）と中津宮（大島）のご神体を、本土の辺津宮に迎え、年に一度ご神体の３女神が再会する祭りです。

毎年10月1日に行われる祭りの当日は、宗像七浦（ななうら）の船団として、漁船およそ百隻があつまります。宗像三女神のそれぞれの御輿を載せた御座船（ござぶね）を供奉しながら玄界灘を巡行。海上で船列を組み、大漁旗をはためかせながら波を蹴立てて進み、周回を繰り返すパレードは、勇壮そのものです。（潮 信輔）