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九州がんセンター敷地に咲いた3月の花(その II)
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九州がんセンターの敷地内には、写真に撮られたものだけでも、これまで約450種類の植物が確認されております。四季に添いながら、敷地内の公園、建物の片隅、野原などで花を咲かせ、実をつけて来ました。その中でも、特記すべきはとして何十年にわたってのボランティア活動で、多くの花壇や花の道で植物たちを世話して来られた皆さま方の貢献がありました。昨年、新しい病院に立て替わりましたが、今もこのような活動は続いています。
早春の3月、東風や南風と共に、多くの植物たちが、いっせいに息づき可愛い花を咲かせています。紅色のハナモモ、紫色のムスカリ、膨らんでは開花してゆく黄色のサンシュユ・・・。細い短冊様の赤い花弁の紅バラトキワマンサクの近くでは、淡い青色のワスレナグサもしとやかに揺れています。またキンポウゲやカラスノエンドウの傍では土筆も背伸びしています。
待ちに待った早春の暖かさにが肌をなぞり、彩りに富んだ花たちを見ると、心が浮き立ちます。子供のときの懐かしい思い出が、蘇ってきます。天気に恵まれれば、今日も明日も花壇や野原、道端で足を止め、腰をかがめて可憐な花たちに、励ましと感謝の声をかけたくなります。(潮 信輔)
- 登録日
- 2017年03月05日
- 更新日
- 2017年05月12日 17時 07分