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九州がんセンター敷地内に咲いた冬(12月〜2月)の花たち
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九州がんセンターの敷地内には、写真に撮られたものだけでも、これまで約450種類の植物が確認されております。四季に添いながら、敷地内の公園、建物の片隅、野原などで花を咲かせ、実をつけて来ました。その中でも、特記すべきはとして何十年にわたってのボランティア活動で、多くの花壇や花の道で植物たちを世話して来られた皆さま方の貢献がありました。昨年、新しい病院に立て替わりましたが、今もこのような活動は続いています。
皆さんのご努力で、冬期(12月から2月)にも多くの植物たちが、息づいています。北風に耐える木々、えくぼに似た膨らんでゆく蕾、ほのかな香りを漂わすウメやスイセンなど・・・。
そして年に数回、泣き出しそうな空が粉雪を連れてきて、夜半に雪が積もることもあります。次の時は、敷地内は一面の雪化粧。その風雪の中、逞しく立ち続ける常緑樹、雪に首をかしげる草木たち。雪を被りながらも微笑むような白や赤い山茶花、そしてボランティアの皆さんが創った花壇にも、積雪に負けないで多彩な色の花が咲いています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年01月31日
- 更新日
- 2018年01月31日 11時 39分