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沖縄本島の岬(残波岬 辺戸岬 知念岬 万座毛 )
Scenic spots of three capes and Manzamo on the main island of Okinawa
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沖縄本島の地質は島の中央部付近を境にして、大きく2つに分けられます。中南部はサンゴ礁を主体に、琉球石灰岩から成り立っています。これに対して北部は、主に太平洋プレートの上に積もった海底の堆積物が、隆起して生じた地質で年代的にも古いとことです。いずれにしても細長い沖縄本島には岬や崎が多く、長い年月に渡り海波の蚕食にて奇岩に富んだ景勝地となっています。
残波岬は沖縄本島のほぼ中央にあります。東シナ海に大きく突き出した岬で、高さ約30メートルもの隆起サンゴ礁の絶壁が、約2キロも続いており雄大な景勝地となっています。残波岬にある灯台は南西諸島随一の高さ(約31m)を誇り、この灯台を中心とした海岸台地は、美しい公園となっています。
辺戸岬は沖縄本島の北端に位置する岬で、その先端からやや離れたところに辺戸岬灯台があります。この岬から約22km先には鹿児島県の与論島があり、晴れ日には肉眼でも眺めることができます。
知念岬は本島の南部に位置する岬で、高台に位置し太平洋の海を見渡せます。また「神の島」とも呼ばれている久高島を、一望することができるとのことです。
万座毛(まんざもう)は沖縄を代表する景勝地で、毛(もう)とは「原っぱ」の意味ですので、この場所は「万の人が座ることの出来る広い原」となります。東シナ海に面し、約10万年前ごろに隆起した高さ約30mの平らな珊瑚礁で、琉球石灰岩からなります。沖縄本島を代表する観光地です。天気に恵まれた日、沖縄本島にある珊瑚礁の岬や崎は、青い海と白波が織りなす景勝地で、見るほどに心も豊かになります。(潮 信輔)
- 登録日
- 2021年09月17日
- 更新日
- 2023年04月26日 13時 59分