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夏と秋の沖縄「首里城と周辺」
Summer scenery of Shuri Castle iin Okinawa Prefecture
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首里城は標高が約120mの丘の地形を巧みに活用した、沖縄で最大規模の城です。1429年から450年間にわたり、琉球王国の居城で、延べの長さが1千メートルを超す城壁と、城内には朱色の建物があります。 琉球石灰岩の切り石で造られた、曲がりくねった城壁。中国の使者、冊封使を迎える守礼門、そのほか多くの門櫓を持ち、守礼門、歓会門、瑞泉門、漏刻門、広福門、久慶門などの門が城を守っています。そして奉神門を通ると、御庭(うなー)を囲んであるのが正殿、南殿・北殿。これらは日本本土と異なり、どこか中国風の影響が伺えます。国王が居住する朱塗りの正殿、中国の皇帝から贈られた扁額とその下の玉座・・・。行政施設である北殿、儀礼などに用いられた南殿が訪れた人々を惹きつけます。
また首里城の周辺には、世界遺産の玉陵や園比屋武御獄石門などが、深い歴史を語っています。そして丘の上でライトアップに輝く首里城が池に映り、南国のロマンの風は、ハイビスカスやヤシを揺らしていました。
ところで残念ながら、首里城は2019年10月31日の火災によって、正殿を含め9か所の施設が焼失しました。その為に、その14年前と4年前に撮影していました首里城の静止画と動画を、掲示するのをためらっていました。しかし現在、2026年の復元を目指して、懸命な修復がなされているとのことです。そこで何かの参考になればと思い、静止画と動画を提示することにしました。少しでもお役に立てれば幸いに存じます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2022年07月18日
- 更新日
- 2022年07月25日 11時 33分