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ヒメ(姫)の名をもった花たち
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植物には、初めにヒメ(姫)の名が付いた花や実があります。名前の由来は、それぞれ「小さいこと」や、姫の名で分かるように若くて「可愛らしいこと」から。例えば「ヒメリンゴ(姫林檎)の実は約2cmで、大きさは普通のリンゴ(林檎)の約1/5 です。しかしその姿、緑色の実が次第に色づいて赤くなって行く様は、リンゴ(林檎)そのものです。
今回「ヒメ(姫)の名が付いた花」を集めてみました。高原や湿原で咲いたヒメユリ(姫百合)やヒメサユリ(姫小百合)、草地で咲いたヒメオドリコソウ(姫踊子草)やヒメコバンソウ(姫小判草)、街の庭で咲いたヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)やヒメヒオウギ(姫檜扇)・・・。顔を近づけて花弁をよく見ると、どの花も小さくて、淡い色合いが多くて慎み深く控えめです。中には橙色のヒメユリのように、気品と情熱を感じさせる花もあります。「ヒメ(姫)の名が付いた花」には、愛くるしさがあり、何か守ってあげたい気持ちを抱かせます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年09月18日
- 更新日
- 2023年02月09日 17時 08分