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陸中海岸「各地の断崖(北山崎、黒崎、鵜の巣断崖)」
陸中海岸は岩手県の太平洋側に面した海岸です、長い年月を経て隆起と沈降に、波や風が加わって出来た屈曲に富んだリアス式海岸。連なる断崖、奇岩や海蝕洞、白浜、岩場の松などが織りなす美しい景観の数々。多くの人々を呼びます。
「北山崎」は北部の陸中海岸にあって、岩手県の自然が創りだした景勝地です。高さ約200メートルの大断崖が続き、太平洋の荒波で浸食されて、穴が生じた大小さまざまな海蝕洞が連なっている姿が目を惹きます。そしてその周辺には、奇岩や怪石が見られます。展望台から望むダイナミックな断崖絶壁は絶景そのもの。
「黒崎断崖」は太平洋につき出した岬にあって、高さが200メートルの断崖が。海に垂直に落ち込む男性的な景勝地です。黒崎展望台からは、北に延びる海岸線と南に続く断崖絶壁が一望できます。また岬の突端には、白亜の陸中黒埼灯台が建っています。この灯台は標高130mの断崖上に立つコンクリート造の灯台。日本の灯台50選に選ばれているとのこと。
「鵜の巣断崖」も北三陸を代表する海岸の景勝地の1つです。標高が約200mにも及ぶ大規模な断崖絶壁が5列に連なって・・・、あたかも巨大な屏風を立てかけたように見えます。名を由来は、崖の中腹にウミウ及びカワウの巣があることにからとのこと。そして波打ち際の砂浜に打ち寄せる白波の美しさでも有名です。
東北の太平洋に側にあって入り組んだリアス式海岸を代表する北山崎、黒崎、鵜の巣の断崖群。季節と自然の変化によっては違って見えます。しかし男性的でダイナミックな姿をみせますが、穏やかな青い海、白波の渚という女性的な面も持ち合わせています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2024年07月20日
- 更新日
- 2024年07月23日 06時 44分