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春の男鹿半島(入道崎、灯台、八望台, 寒風山)
Scenic spots of Oga Peninsula in spring
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男鹿半島(おがはんとう)は、秋田県の西部にある日本海に突き出た半島で、三方を日本海に囲まれた豊かな自然にあふれる景勝地です。古くから「なまはげ」で有名な所として知られています。観光スポットとしても代表的なのが海食崖である「入道崎」。 草原が広がり、海岸には大小の岩が創りなす景観が旅情を高めます。今回訪れたのは春で、紫のスミレ、黄色のナノハナ、白いヘラオバコ、薄紅色のウツギなどの花が潮風にそよいでいました。
入道崎灯台は男鹿半島の最北端の北緯40度上に位置し、白黒の縞模様が印象的です。1898年(明治31年)に点灯を開始し、現在の灯台は高さ約28mで、光は約37キロ先まで到達するとのこと。
入道崎から少し南側には八望台があります。その展望台からは眼下に、男鹿半島の戸賀湾、火山湖、寒風山を含めた景色を一望することができます。とくにマールである二ノ目潟の全貌を、すぐ近くに望むことが出来ます。マールとは、爆発的な噴火で出来た火口で、周囲に堆積物の丘をもたないのが特徴で、その火口に水が溜まって湖になったものです。周辺の緑の森に囲まれた類円形の火口湖、青い空を映した水面は静かで、さざ波が時おり広がって行きました。
寒風山は男鹿半島の付け根にある標高355mの、大半を芝生で覆われたなだらかな古い成層火山です。現在は3つの火口が見えますが、火口原も今は草原や低い灌木で覆われています。また頂上には回転する展望台もあり、360度の風景が・・・・。南側には干拓で有名な八郎潟を、そして弓状に広がる日本海の海岸線が良く見えました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2019年04月07日
- 更新日
- 2022年11月21日 15時 53分