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いろいろな場所から見た長崎・佐世保の「九十九島」
Kujuku-shima Islands seen from several observatories in Sasebo
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西海国立公園にある佐世保の九十九島は、大小208の島々が広がる景勝地です。まわりには多くの展望所があり、それぞれ素晴らしい景観を見せてくれます。多くの島々、点在するそれぞれの島にはそれぞれ個性があります。奇岩が連なる丈ヶ島、千畳敷の岩場がつづく長南風島・・・。名も知らない小島の岩を洗う白波、そしてコバルトブルーの海と島の緑。 また島の入り江には、魚やカキの他に真珠の養殖もされていて、いかだがいくつも並んでいます。外洋性の多島からなる海の景観が、訪れる人々の心を惹きつけます。
九十九島の姿は、弓張、船越・展海峰展望所から眺めると、少しずつ異なって見えます。そして鹿子前から出る遊覧船は、獅子島やオジカ島やいろいろな奇岩の近くを通り、吹き寄せる海風に人々の歓声も運んで行きます。
夕方から日暮れに向かう九十九島は、ロマンに満ちています。夕日に赤く染まる海、そこに溶け込んでゆく島影はオジカ瀬、その上部に帽子の様に立つ2本の松が並んでいます。雲間から扇のように広がる夕陽の帯、明日はどのような景観を見せてくれるのでしょうか、明日も人々が幸せであるようにお願いしました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2019年05月24日
- 更新日
- 2019年05月24日 18時 29分