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紅葉期の妙高山と山麓の3っの滝(苗名滝、惣滝、不動滝)と(いもり池)
Autumn scenery of the three waterfalls at the foot of the Mt. Myokoin and Imori Pond
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妙高山は新潟県妙高市にある標高2,454mの成層火山です。新潟県を代表する山の1つであり、越後富士(えちごふじ)の別名を持っています。中腹や麓には有名な滝があり、また各種の温泉が湧き出ていて、多くの景勝地に富んでいます。今回訪れたのは晩秋。「3つの滝(苗名滝、惣滝、不動滝)と「いもり池」は、周りが美しい黄葉や紅葉に包まれていました。
「苗名滝」は新潟県と長野県の境にあって、「日本の滝百選」に選ばれた名瀑。マグマが冷却却された際に生じた柱状節理が良く発達し、落差55メートルの高さから、水しぶきを上げる豪快な滝でした。
「いもり池」は妙高高原にある周囲500mほどの池で、周囲には池を一周する遊歩道も整備されています。晴れた日でしたので、水面に妙高山の姿を映し出していました。名前のいわれは、昔、いもりが多く生息していたことからとのこと。湿生植物や白樺の林などの自然散策を楽しめます。
「惣滝」は燕温泉の温泉街の奥にあつて、日本の滝百選の1つ。惣滝展望台が設けてあり、そこから眺めた姿は迫力満点。黄葉と冬の訪れを感じさせる中で、断崖の上部から落差80メートル、幅が6メートルの滝筋が真っ直ぐに勢いよく落ちていました。
「不動滝」は関温泉にほど近い渓谷の滝で、不動大橋の下近くに位置しています。現在は落差20メートル程ですが、以前は妙高山系で最も大きな滝であったため、別名「大滝」と呼ばれていたとのこと。そばには不動尊「大滝不動」が祀られています。滝も渓谷も美しい秋模様に満ちていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2023年11月12日
- 更新日
- 2023年11月14日 15時 33分