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夏風そよぐ 六月の花(がんサバイバー・クラブ、2020年6月寄稿 )
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日本では5月の下旬からは、新型コロナ感染症も収束の気配が見えて来るようになって来ました。しかし人類にとって初めての試練ですので、まだまだ分からないことが多く、不安と緊張のため肩こりも覚えます。その様な時には、6月ごろに故郷で咲いていた花を思い出したり、または現在住んでいる所の周りで咲いている草木の花に、新たな眼を向けるのも良いかもしれません。今月も日本各地で咲いていた花の画像を、お届けいたします。熊本では霧に霞む阿蘇山を背景に、ピンク色のミヤマキリシマが山腹を彩っていました。神奈川の箱根湿原ではエゾノキリンソウが真っ黄色の花が、雨氣を含んで微風に揺れて・・・。長崎の島原城跡の花壇では、青紫色を始め、いろいろな色を持ったハナショウブが咲き誇っていました。また長野の志賀高原には、赤紫色のハクサンチドリの群落が草原を飾っています。一方、北海道の支笏湖畔の森では、薄い青色のフデリンドウが時々射し込んでくる陽に、身を任せていました。これらのように日本各地の野山では、多種の植物たちが自然そのもの姿で咲いています。新型コロナ問題が落ち着いたら私達も、こまで以上に自然の美しさに触れたいものです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2020年06月01日
- 更新日
- 2020年06月01日 10時 37分