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涼風運ぶ 八月の花(がんサバイバー・クラブ、2020年8月 寄稿)
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今年は梅雨明けが遅れ、しかも新型コロナ感染症のため、一層うっとおしい日々が続きました。しかし、ようやく梅雨も開けたようです。日本の大地には、昔も今も変わらなく季節は流れてゆきます。とくに各地の高原では、涼風とともに多彩な花たちが人々を迎えています。大分の五馬高原にあるヒマワリ畑では、大きな黄色い花の顔を太陽に向けて・・・、長野の高原にある八島ヶ原湿原では紫色のノハラアザミが、富山の黒部平では白いミネウスユキソウが、夏を謳歌しているようでした。
一方、京都にある龍安寺の鏡容池では水面から赤紫や薄い黄色や白いスイレンが、仲良く咲いていました。そして北海道の襟裳岬では黄色いオオアキノキリンソウの他に、色々な花が海風にそよぎ、ススキの穂も膨らみ、北国では早くも初秋の訪れが近いことを告げていました。
- 登録日
- 2020年08月01日
- 更新日
- 2020年08月01日 16時 32分