癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　四国、愛媛県の松山は、歴史と旅情がつまっている街です。４００年以上の歴史を持ち、どっしりと風格ある松山城。日本三大古泉の一つで、日本書記にも記載されている道後温泉。そしてこの温泉に関連があり、明治２７年に建てられたという夏目漱石の「坊ちゃんの湯」。また「坊ちゃん列車」が、実際に運行されていました。さらに漱石と共に正岡子規が住んだ「愚陀仏庵」、旧松平伯爵邸の外観と内部にも、芸術や文化の歴史の一コマを示していました。なお、石造りの県庁の玄関にも、横書きで「庁懸媛愛」と右から左へと綴られていました。 　そうです。松山は訪れた人びとの心を引きつけ、なんども来たくなるような、情緒と風情に満ちた街です。（潮 信輔）