癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　令和3年も5月を迎えました。我が国では新型コロナ感染症の収束をめざして、大都市を中心に、いろいろな”宣言”が出されています。外出も自粛しなければなりません。家の外では皐月の空は青く、鯉のぼりが泳ぎ、森は緑に覆われ、野原や高原では花たちが咲いいるのに・・・。今は我慢のときで、花たちに近寄って直接に見ることが困難のようです。そこで各地の植物園や野草園で、以前に咲いていた花たちを集めました。北海道の阿寒湖畔では赤紫色のエゾオオムラサキソウ、東京では白いイブキトラノウ、熊本では淡い紫色のラショウモンカズラ、神奈川では黄緑色のトウダイグサが咲いていました。そして九州がんセンターの花壇でも、赤くてビロードのような感触を持ったフランネルソウが、春風にそよいでいました。各地の花たちも新型コロナ禍が過ぎ去り、人々の訪れを待っていることでしょう。