癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　今年,九州は早い梅雨入りとなり、やや鬱陶しい空模様の日々が多くなってきました。しかし、ようやく我が国でも高齢者やその他の人々へも、待ちに待った新型コロナ感染症のワクチン接種が本格的に開始されました。どんよりした梅雨空の雲間から、新しい希望の光が射しこんで来たようです。しかし今はまだ我慢の時で、外出も控えめにしなければなりません。そこで各地で咲いていた、霧や雨滴が似合う花たちを紹介します。茨城の水郷潮来のアヤメ、長野の志賀高原のコバイケイソウ、群馬の唐沢高原のクリンソウ、佐賀の見返りの滝のアジサイ、雨や霧に濡れて鮮やかさを増しています。北海道のサロベツ原生花園でも、川のそばや湿原で多彩な植物たちが、水を含んで生き生きとしています。しばしの間、花の旅をして下さい。（潮 信輔）