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冬・積雪の「大濠公園」(その1:観月橋、松月橋、茶村橋、浮見堂 中ノ島)
Winter scenery of Ohori Park in Fukuoka City ーpart 1ー
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大濠公園は福岡市のほぼ中央に位置して、全国でも有数の水景公園と見なされています。名の由来は黒田長政が、慶長年間に福岡城を建築する時、外濠として博多湾の入江であった、この大きな池を城の護り、外濠として活用したことにあります。その後、次第に大きな濠(大濠)と呼ばれるようになったとのこ。現在は池の周辺に約2キロメートルに周遊道が設けられて、福岡市民の憩いの場として親しまれており、サイクリングやジョギングをする人も多く見られます。
また大きな濠の中には、池を貫くように中之島として柳島、松島、菖蒲島が存在し、それぞれ湖岸からの観月橋、松月橋、茶村橋の3つの石橋でつながっています。また別に、小さな鴨島がポツンと浮かんでいて、その名のとおり多くの鴨が群がったり飛び上がったりしていました。そして柳島には、湖へ突き出たような浮見堂があります。六角形の緑の屋根と朱色の柱が美しくて、大濠公園のトレードマークのような場所となっています。
今回訪れたのは小雪が舞い散る冬。曇り空で橋や島の樹木の周りは積雪がみられました。しかし薄い積雪に囲まれて、橙色のアザレアの花、ナンテンの赤い実が。そして早くもロウバイの蕾が,黄色い花弁を広げ始めていて..。これらの4つの島と3つの橋と浮見堂は、寒い大濠公園の風景に、それぞれ溶け込んでいました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2023年12月27日
- 更新日
- 2023年12月26日 17時 20分