TOP > テーマ別おすすめ画像 > 三夏まばゆく 七月の花と実(がんサバイバー・クラブ、2022年7月 寄稿 )
テーマ別おすすめ画像
三夏まばゆく 七月の花と実(がんサバイバー・クラブ、2022年7月 寄稿 )
/
令和4年の7月は、本格的な夏を迎えました。猛暑の日もありそうで、熱中症の気をつけてください。過去にも暑い年がありました。福岡の九州がんセンターの敷地内には、小さな森があり、ハマボウの木が黄色の花を沢山つけていました。しかし、どんなに暑くても、高原や付近に位置する湿原では、涼しげな色の花たちが高原の風と遊んでいるようです。福島の尾瀬の浅湖湿原には、白いコバイケイソウが咲き、神奈川の箱根では黃紫色をおびたオオヤマオダマキが暑さを忘れさせてくれました。そして大分の飯田高原でも、鮮やかなピンク色と真っ白なカワラナデシコが、群れをなして風にそよいでいます。また熊本の南阿蘇では、ハナイカダが葉の真ん中寄りに、黒く熟した実をつけています。一人で小舟を操る船頭さんのようで、花筏(ハナイカダ)とは良く言い当てたものです。いろいろな方法で暑さを凌ぎましょう。(潮 信輔)
- 登録日
- 2022年07月01日
- 更新日
- 2022年07月01日 11時 40分