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炎暑を彩る、八月の花(がんサバイバー・クラブ、2022年8月 寄稿 )
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令和4年の8月、日本列島は猛暑の日が続いています。そして残念なことに、新型コロナ感染症も第7波となって、人々の生活に大きな影響を与えています。私も数年前から、福岡県外の写真撮影を控えています。医療界を含め、みんなで協力し合って、今回の波にも対処しましょう。このような状況ですが、県外の山地や高原、湿原や水辺においては、植物たちは元気で、花や周りでは小さな昆虫たちが集まっていました。
北海道の層雲峡にある黒岳の中腹では、青紫色と白色のエゾオヤマリンドウが、訪れた人々を迎えていました。長野の八島ヶ原湿原では、草原が広がり、多くの高山植物たちが咲いています。薄紫色のヤナギランが高原の風に揺れては、暑い夏を、しばし忘れさせて呉れました。また近くに広がる車山高原・湿原では、赤紫色のワレモコウの花の上に、トンボが羽を休めています。富山の立山・室堂の水辺では、真っ白な5弁のイワイチョウの花に、昆虫が羽を広げたり閉じたりしています。平地でも花畑には虫たちがやって来ます。佐賀にある「ひょうたん島公園」では、黄色のヒマワリが咲き乱れ、昆虫たちが集っていました。
地球の温暖化が進んでいるようです。人も昆虫たちも、再び平穏な日々を、迎えたいものです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2022年08月01日
- 更新日
- 2022年08月01日 18時 42分