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秋の京都・宇治「平等院」ーその1− 表門・阿字池・観音堂 と鳳凰堂(改修前と改修後)
Autumn scenery of Byodo-in Temple in Kyoto ーpart 1ー
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平等院は京都府の宇治市にある寺院で、山号は朝日山です。最初は平安時代後期に建てられ、藤原氏にゆかり深い寺院でしたが、宗派も変遷があり、現在は特定の宗派に属さない仏教寺院となっています。本尊は阿弥陀如来で、鳳凰堂の屋上に置かれた金色の鳳凰や仏像、庭園などが、世界遺産にも登録されております。
朱色の表門を入ると観音堂と傍の藤棚が迎えてくれます。そしてすぐに、阿字池とその中島に建てられた見えてくるのが国宝の鳳凰堂・・・。しかし今回、訪れた時は丁度、改修中でしたので、季節は異なりますが、2002年に撮影しておりました改修前と、2014年に撮りました鳳凰堂を、合わせて紹介いたします。中島にある中堂と中央から背面に延びる尾廊、そして左右対称にある翼廊を伴い、まるで鳳凰が羽ばたいている姿に見えます。その美しい姿を水面に映した姿は、浮かぶ宮殿のようです。
秋の青空の下、鳳凰堂と周辺の山や森を見ながら、秋の阿字池の岸辺を散策しました。イチョウの黄葉、カエデの紅葉や黄葉、常緑の松、柑橘類のオレンジ色の実に、秋の静かな平等院がありました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2022年09月26日
- 更新日
- 2022年09月26日 14時 21分