癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　かっての溶岩台地である室堂平は、黒部立山アルペンルートの中心地で、標高2,450mに位置する高山観光の拠点です。色々な池、温泉の煙、雪渓、雷鳥など見どころが多い高原。とくに、みくりが池は青く澄みきった火口湖で、静かな水面に立山三山を映し、その美しさから、室堂のシンボルとみなされています。また立山連峰の万年雪に由来する全国名水百選にも選ばれた湧き水「玉殿の湧水」、3,303mの雄山の勇姿。そして歩道のわきを飾るハイマツ、イワカガミ、ヨツバシオガマなどの高山植物･･････。 　これまでの３２年間に４回、この地を訪ねました。それぞれ年代と季節は違っても、高山の自然は優しく、趣深く、たくましくて、勇気づけられました。懐かしい思い出も、運んでくれました。（潮 信輔）