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キョウチクトウの春夏秋冬
Four seasons of oleander
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キョウチクトウはインドか中国原産の常緑の低木です。中国名の「夾竹桃」を音よみしたもので、葉の形が竹に、花が桃に似ていることに由来しています。 5月から初秋まで、長い間、枝の先端に花がむらがって咲き続けます。そして排気ガス、暑さや乾燥にも強いため、九州の高速道路でよく植えられています。ピンクや朱色の花をつけ、延々と続く花の帯。車中の人々の目をどれほど癒してくれたことでしょう。 近くでみると、厚ぼったくてササのような長楕円形の緑葉、群がる花房、細長い角状の果実など、それぞれが助け合っています。そして果実は熟し、たてに割れて、小さくて長い繊毛を持った種子が、風に吹かれて飛んで行きます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2006年09月16日
- 更新日
- 2016年09月28日 11時 20分