癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　アマリリスは南アメリカを原産とする多年草の球根植物で、初夏ごろに赤くて大きな花を咲かせます。花言葉は「すばらしく美しい、誇り」とか・・・。このように言われているように、豪華で艶やかな大輪の花が特徴です。 　しかし、このアマリリスを定期的に見ていますと、花のほかにも茎や葉にも特徴があります。早春に土の表面から出てくる、剣状で幅広の緑の葉。次いで緑色の太い花茎が直立しながら出て来ます。そして初夏、太い花茎が伸び、その先端に星形、漏斗状の大輪の花が３輪〜４輪咲いてきます。ユリに似た六弁の赤い花。夏も終わりに近づくと、しおれた花の後には、実がしだいに膨らんできます。そして、晩秋から冬、宿根がそだち、ふたたび早春の芽生えの準備へ。きょうもアマリリスは、生き続けています。（潮 信輔）