癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　富士山やその周囲に降った雨や雪は、三島市内やその近郊で、湧き水となって地表に現れてきてます。その１つが「柿田川湧水群」で、多くの場所から綺麗な湧き水が、砂を巻きあげ水生植物を揺らし続けています。刻々と変化する砂模様、揺れ泳ぐ細長い緑の葉・・・。そして岸辺のツリフネソウは、川のせせらぎを見つめているようでした。自然の豊かさと繊細さを感じながら。 　また三嶋大社は、源頼朝の旗揚げ以来、武家の崇敬を集め、歴史文化が至る所に息づいています。大きな鳥居、参道と神池、神門、舞殿、拝殿。本殿、その他の建造物、それぞれ歴史が刻まれています。うっそうとした森に囲まれた境内には、樹齢１２００年を越えると推定されるキンモクセイの巨木があります。時の流れを、静かに見続けて行くことでしょう。（潮 信輔）