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日本三景「天橋立」の朝と夕
Amanohashidate (one of Japan's three most senic view): morning and evening
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日本海の宮津湾にある「天橋立」は、日本三景の一つで長さ3.6kmの砂嘴に、約8千本の松が松並木をつくる景勝地です。日本海の風と波が、長い年月をかけて運んできた砂を運び、一方、大江山の麓を流れる野田川によって押し出されて来た砂が、双方から固まって出来た細い砂嘴。そして内海の阿蘇海と外海の宮津湾との間に細くのびる「天橋立」の松並木の美しさ・・・。比類のないものでした。とくに傘松公園の「股のぞき」から見た松並木は、天を舞い、そして空と海をつなぐ道でした。
また夕映えに染まり行く宮津湾に、天橋立が浮かぶその遠景は、旅の疲れを癒してくれました。なお、天橋立の入り口にあって船が通るたびに廻る「廻施橋」、智恩寺(文殊堂)の「知恵の輪灯篭」は、この地の文化と伝統を守っていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2007年06月04日
- 更新日
- 2018年09月02日 12時 29分